展覧会遠征 神戸ライブ編

 

 今日は神戸の松方ホールに関西フィルの演奏会を聴きに行った。松方ホールは神戸駅最寄りなので、仕事が終わると神戸駅に直行する。

 

 開場まで時間があるので夕食を摂る店を求めて散策。松方ホールの奥にはアンパンマンミュージアムが出来たとのことで、前の通りは境港の鬼太郎ロードに習ってアンパンマンストリートと名付けられ、アンパンマン、ドキンちゃん、バイキンマンなどの像が立っている。しかしこの3種類の像だけが複数立っているのがイマイチ。鬼太郎ロードに習うなら、やはりショクパンマンやカレーパンマン、ジャムおじさんなどもっといろいろな像を造らないと・・・。

バイキンマンにアンパンマン、そしてなぜかエルヴィスが立っていた

 アンパンマンストリートの終点にアンパンマンミュージアムがあり、その横がMOSAIC。ヨーロッパの下町でも意識したか、迷路的要素の入った洒落た構成のショッピングモールである。ここで何か適当な飲食店を探そうと思ったが、迷路的な構成が災いして店の場所がよく分からない。もう吟味するのも面倒臭いので目についたとんかつ屋に入店して定食ものを頼む。味は悪いわけではないが、この内容で1590円はやはりCPが悪い。場所代というものだろう。私の相場感覚で言うと2割増しぐらいの価格である。

左 アンパンマンミュージアム  中央 MOSAIC  右 この日の夕食

  夕食を終えるとホールに向かうことにする。松方ホールは神戸新聞のビルの4階にある。ホールはさほど大きくない。また二階席もあるようだが、観客は一階席だけに入れているようである。ただし場内は結構混雑している。


神戸特別演奏会 Meet the Classic in KOBE Vol.13

 

指揮:オーギュスタン・デュメイ

ピアノ:レミ・ジュニエ

 

シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 作品105

シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54

シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」

 

 一曲目はデュメイのバイオリンとジュニエのピアノによるソナタから始まるという異色のオールシューマンプログラム。

 ジュニエはまだ若いピアニストにも関わらず、その演奏は堂々たるもので、音色も音圧が高くて力強い。デュメイのバイオリンとも堂々と渡り合っている印象であるが、いささか強すぎる感も無きにしも非ずである。

 ピアノ協奏曲になると、序盤はオケの演奏との微妙なズレのようなものが感じられてハラハラしたが、それは直に修正して中盤以降は見事な演奏でオケと渡り合っていた。

 「春」については例によってデュメイに鍛えられた弦がその威力を発揮している。管については冒頭から金管がヘロってしまうなどという場面もあったが、それ以降は一応無難にはこなしていたと感じられた。デュメイがかなりダイナミックにテンポを振ってくるので、オケはそれに追随するのに必死の感があったが、それでも弦楽のアンサンブルが乱れないのはデュメイの指導の賜物だろう。生命感があり、躍動感のある魅力的なシューマンであった。


 なかなかに満足度の高い演奏会であった。観客の人数も少なければ、招待客のような者も多かったようで内輪感覚の強い演奏会だった。そのためか観客にも特に変な輩はいなかったので、それも満足度が高かった理由の一つだろう。

 

 

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