展覧会遠征 大分編3

 

 この週末は九州支援チケットを使用しての大分訪問をすることとなった。例によっての「税金を使って豪遊しようツアー」の一環である。都の金で豪遊した舛添や、国から高い給料をもらって国民の害になることばかりやっている安倍のことを思えば、私のように日々税金をむしり取られている真面目なプロレタリアートが、この程度の税金の恩恵を受けてもバチが当たることもなかろう。と言うか、自腹を切っての九州経済支援&国内景気刺激策なんだから、愛国者として表彰されても良いぐらいだ。

 

 日程はホテルの手配の関係で日月。月曜日は夏休みを取得することにした次第。ただ出発は日曜だが、大阪空港を午前発の便に搭乗するので大阪市内で前泊することにする。大阪に到着したのは夕方頃。今回宿泊するのは新今宮のサンホテルANNEX。予算削減を第一条件に選択したホテルだ。初めて使うホテルだが、この地域ではかなり新しい方に属するホテルである。

 ホテルに荷物を置くと早速夕食のために繰り出す。新世界をプラプラ。この辺りは大阪のもっとも大阪らしい地域である。串カツ屋がやたらに多いが、私としては串カツの気分ではない。もっとガッツリと本格的なカツが食べたい。というわけで店には一軒心当たりがある。何年か前に訪れた「グリル梵」。町の洋食屋である。私の繁華街での経験則の一つが、ハイCPな店はいかがわしい界隈のギリギリのところにあるというものだが、ここはまさにその条件のままの店。表通りから向かいにスナックなどが並ぶ路地に入ったところにある小さな洋食屋である。

非常に大阪らしい街並み
  

その一角の路地の奥に店はある

 何年ぶりだろうか。店構えはかすかに記憶に残っているものと変わりないようだ。小さなテーブルが3つとカウンターで定員10名ちょっとといったところ。私は「ヘレビーフカツ(2000円+税)」とライスを注文する。やはり関西でカツと言えばビフカツが常識と言うもの。ちなみにこの店はカツサンドでも有名である。

   ボリュームあるビフかつ

 ミディアムレアに焼けた分厚い牛肉のカツが出てくる。肉は柔らかく揚げ具合が絶妙。また最大のポイントはあくまでビフカツであること。たまにビーフステーキに衣を被せただけのような少し残念なビフカツもあったりするが、ここのは肉と衣が一体となって料理として成立している押しも押されぬビフカツ。またソースも甘すぎず辛すぎず苦みのない私好みの味である。

 

 久しぶりにビフカツを堪能した。なお私の記憶ではこの店は「うまいが若干価格が高めの店」という印象だったのだが、改めて来てみるとこの価格だと安いと断言できる。これは私の懐事情が以前よりは改善しているということだろうか。出世とは全く無縁のキャリアを重ねてきた私だが、それでも一応は年齢に応じた昇給はしている。以前の日々汲々としていた若い頃とはもう事情が変わっているということのようだ。とは言うものの、いわゆるメインストリームを順調に行っている連中とは収入額は比較にもならんが。

 

 夕食を終えてホテルに戻ってくると大浴場で入浴。このホテルは男性用大浴場があるのはよいが、かなり狭い浴場だし、なぜか湯が少ない。それにアメニティにバスタオルがないのは困ったものだ。

 

 入浴後はテレビでも見て時間をつぶしてから早めに就寝する。

  

☆☆☆☆☆

 

 

 翌朝は7時に起床。ただ今一つよく眠れなかった。ここのホテルはホテル自体は悪くないのだが、やはり客層が良くない。外国人なども多いせいか、夜中に騒がしい客がいてウトウとしたらドタンバタンのバカ騒ぎで目を覚まさせられるということが数回あったので熟睡感があまりない。

 

 荷物をまとめると8時頃にはホテルをチェックアウト。南海で難波まで移動すると、そこから空港リムジンで伊丹を目指す。空港に到着すると空港内のそば屋で朝食。

  

 大分に向かうのは10時40分のANA便。例によって私の嫌いなボンバルディアである。日本の南海上を迷走している台風10号の影響で所々で悪天候があるので突然に揺れたりする気持ち悪い飛行。それでも予定通りに1時間程度で大分空港に降り立つ。

 なるべくなら乗りたくないボンバルディア

 大分空港は典型的な地方空港。対馬空港よりは大きいが、福岡空港よりはかなり小さい。熊本空港と同レベルというところか。ここからはレンタカーで移動することになる。今回の遠征はじゃらんのパックツアーなので、往復の航空券とレンタカーにホテル宿泊がすべてセットになっている。

 

 別府までは車で1時間程度。別府に到着したところで昼食を摂ることにする。昼食を摂る店は既に決まっている。やはり別府名物ボルシチを頂きたいところ。「馬家溝」に立ち寄って「ボルシチ」「自家製スモークタンサンド」を注文する。

 いつもとにかく時間がかかるのがこの店の特徴でもあるのだが、今日は特に混雑がひどかったので、料理が出てくるまでに延々1時間待たされることに。これは大阪などでは絶対に通用しないテンポ。久しぶりのボルシチは相変わらず美味い。トマトの酸味が絶妙である。ただあまりに熱々なので少し舌を火傷してしまった。またタンサンドも塩加減が絶妙。実は私はキュウリが苦手なのだが、なぜかこのスモークタンとキュウリだけのサンドイッチが美味いんだよな・・・。

 

 この店はこれ以外でもオムライスやパスタなども評判らしいのだが、どうしてもやはりボルシチとタンサンドが優先してしまうので、これらのメニューを注文する機会がない。これはいつか二泊三日ぐらいで別府に来ないといけないか。

 

 デザートにプリンを頼もうと思ったのだが売り切れとのこと。仕方ないのでお勧めという「ブルーベリーアイス」を注文。ブルーベリーソースをかけたアイスが出てくるかと思っていたら、ブルーベリーをそのままアイスにしたシャーベット的なものが出てきた。これもブルーベリーの酸味が爽やかで後味がよい。ベリー系はあまり得意でない私が食べられるのだからなかなかのもの。ただやはり気分的にはプリンが欲しかった。

 満足して昼食を終えたところでこれからの予定を考える。今日の宿泊ホテルは西鉄リゾートイン別府なのだが、このままホテルに入っても暇を持て余す。そこで大分まで車を走らせることにする。

 

 まず最初に立ち寄ったのは、大分の市街に最近にオープンした美術館。訪問は開館の時以来の2回目か。結構大勢の観客で賑わっていると思ったら、何やらF1マシンのイベントが行われていた。私はそれには興味ないので、横目に見ながら3階の展示室へ。


「片岡辰市コレクションの精華」大分県立美術館で9/11まで

 

 実業家の片岡辰市氏が長年に渡って蒐集したコレクションを展示とのこと。

 田能村竹田や浦上玉堂、さらには竹内栖鳳などの名品もあるのだが、個人的には一番の目玉は上村松園の「月蝕の宵」。永らく片岡コレクションにあるのではないかと言われつつも行方不明とされていたという作品である。松園らしい気品ある女性像が印象的な名品。作品の印象が桁違いである。


 町中の県立美術館の次は、山上の市立美術館へと車を走らせる。それにしてもこの美術館はアクセスの悪さが最大の難点。何でこんなところに作ったんだろう。

 

 駐車場に車を置こうとしたら駐車場が一杯で慌てる。確かに夏休みの子供向けの企画を開催中だが、こうも覿面に効果があるものなのか。

 


「チームラボアイランド 踊る!美術館と、学ぶ!未来の遊園地」大分市立美術館で9/25まで

 

 いかにも夏休み向きの子供にも受けるタイプの企画。光や音を駆使してのアート表現の展覧会である。展示は大きく括れば二部に分かれており、一つはいかにも今時のコンピュータなどを使用したアート表現作品。もう一つは手で触れて動かしてみるアトラクション的作品である。実際に触ってみると反応するような作品は、いかにも今時のテクノロジーを駆使して子供の興味を惹くもの。こういう体験が子供の芸術感性を高めるのか、はたまた単なる遊びで終わってしまうのか、そこまでは分からないが。


 中は子供が一杯だった。美術館内でこんなに子供を見ることはあまりない。ましてやそれらの子供がキャーキャー言いながら騒いでいるという風景は。まあいろいろな意味で夏休みスペシャルというわけか。

 

 大分の美術館を回り終えたところで別府に戻ってホテルにチェックインすることにする。このホテルは何度目だろうか。西鉄のバスターミナルに隣接したビジネスホテルなのだが、かなり本格的な温泉大浴場を持っていて使い勝手の良いホテルなので定宿にしている。

 部屋に入るととりあえず大浴場で入浴して汗を流すことにする。ここの大浴場はナトリウム塩化物泉の温泉大浴場。結構サッパリした印象の湯である。これで体をほぐす。やっぱり別府に来たのなら温泉に入らないと嘘というものである。それにしてもビジネスホテルでもこのレベルの温泉大浴場があるとは、さすがに湧出量でも日本屈指の別府温泉、侮りがたい。

 

 入浴を終えてサッパリしたところで夕食のために町に繰り出すことにする。と言ったところで立ち寄る店はホテルの隣である。夕食は最初からここに決めていた「とよ常」に入店。旅館「雄飛」の飲食店である。しかし店内は大混雑でしばし待たされることに。やたらにアジア人がやって来ている。何か知らない間にかなり有名店になってしまった気配である。あちら向けのガイド本か何かで紹介でもされたんだろうか。

 30分ほどでようやく入店すると「鯵御前」を注文。鯵の刺身や大分名物鶏天などを組み合わせたメニューだが、以前に来たときに比べるとCPが若干落ちた気がする。どうも刺身がボリュームなさ過ぎ。

 追加で「牛すじ煮込み」とデサートに「白玉ぜんざい」を注文。以上で3800円。いずれも味は申し分ないのだが、どうも全体的に以前ほどのCPの高さを感じなくなってるんだよな・・・。客が増えてきて手が回っていないのか、慢心したのか。どうも客あしらいも以前に比べてドタバタと機械的な印象が強くなっている。ここも「良かった店がグルメ本などで紹介された途端にミーハー客に荒らされて駄目になる」というパターンをたどらなければ良いが。ちなみにこういうことがあるから、テレビのグルメ番組などでは芸能人やスタッフは絶対に自分の本当の行きつけの店は紹介しないという。番組で紹介するのはどうでも良いとにかくスポンサー料を払ってくれる店になるという次第。私も私のHPに何万人も読者がいて、私が紹介した店に大量に客が押しかけるようなことにでもなれば、本当に良かった店は店名を伏せるようになるだろう。そしてスポンサー料を払ってくれる店は美辞麗句で絶賛するか。もっとも実際は読者はそれよりも3桁は少ないだろうから(もしかしたら0ではないのか?)、そういう心配は全くないが。

  

 夕食を終えるとホテルに帰ってマッタリと過ごす。テレビをつけてボンヤリと見ていたら何やら連合赤軍の話をしている。今ではISが世界を賑わしているが、かつて世界を大騒ぎさせた日本発のテロリスト集団である。当初は武力革命云々などの紛いなりにも理念のようなものを謳っていたが、その内に破壊や暴力自体が目的化してしまったという点でも今のISと同じ。やはりテロリストの行き着く先は皆同じということである。暴力自体が目的化するから、内ゲバをやたらに起こすのも同じ。なお中二病に破壊衝動が結合したらテロリストが誕生し、中二病に権力が結合したら安倍晋三が誕生する。

 

 テレビを見終えたところでもう一度入浴してから就寝する。

  

☆☆☆☆☆

 

 

 翌朝は7時前に起床すると、レストランで朝食バイキング。和食系おかずが結構いろいろとあるのでガッツリ食える。朝食後には一風呂浴びてからチェックアウトする。

 さて今日の予定だが・・・何もない。元々は大分の美術館を訪問するつもりだったのだが、それを昨日終わらせてしまったので今日の予定が全くなくなってしまった次第。どうするかいささか困ったが、とりあえず日出の背後の山上に「真嶽城」なる山城があったはずなのでそこを訪問することにする。

 

 台風の動向が気になるところだ。別府は晴れているが、別府湾沿いに車を走らせていると前方の所々に濃い雲がかかって部分的に雨が降っているらしきところがチラホラと見える。結構目まぐるしい天候になりそうだ。

 

 日出に到着するとそこから山の方に向かう。日出バイパスを越えた辺りに城山に向かう山道がある。舗装されているが道幅は狭く、ところどころかなり急な坂もある。天候が良ければノートで進むのに不安はないが、もし豪雨に出くわせばタイヤが空滑りする危険がある。とりあえず天候が荒れる前に上に登ってしまおうと少々急ぐ。

 さしあたっては石鎚神社を目指すことになる

 ようやく山上の駐車場に到着。なかなかの風景である。さあここで写真をと思った途端に思いがけないトラブルが。どうも最近になってタムロンのレンズの動作がガタガタしていると思っていたのだが、ズームリングを操作した途端にガチッと引っかかる感触があって、次の瞬間にスカスカになってしまった。とうとうどこが致命的に壊れてしまったようで、ズームリングが完全に馬鹿になってしまっている。レンズが手動で前後に動く状態で、一昔前の手動ズームになってしまった。幸いにしてオートフォーカスはまだ辛うじて生きているようなのでこの遠征中はこの状態で凌ぐしかなさそうだ。ただ修理代を考えたらこのレンズは寿命と考えた方が良いだろう。これはこの期に及んで痛い出費になりそうだ。

 左 駐車場からすぐに登ると  中央 本丸  右 城址看板もある

 真嶽城は日出の街を見下ろす山上に大友義鑑(宗麟の父)が築いた山城である。島津軍に攻め込まれたこともあったが、要害であるこの城を落とすことは出来なかったとのこと。

かなりすごい風景だ

 駐車場の隣がすぐに主郭である。現在の主郭には神社が祀られている。東側にはさらに数段の曲輪があるようだがそう複雑な構造ではない。まさに地形で守る城郭である。私が島津軍なら、この城郭は攻めずに囲むだけで放置するだろう。城郭においては「攻める気にもさせない」というのも重要な要素である(笑)。

 左 本丸の祠  中央 さらに向こうに曲輪が  右 下の曲輪に降りる

左・中央 下の曲輪  右 さらにもう一段下にも

 真嶽城の見学を終えると日出の町に降りてくる。やることもないので、とりあえず「日出城」をもう一回見学しておくか・・・。日出城は江戸時代にこの地を治めた木下氏の城で、日出藩の藩庁が置かれていた。今では本丸の跡地は小学校になってしまっているが、それでも本丸石垣が残っている。この石垣はそれだけで石垣マニアを興奮させられる立派なものである。城の周りを歩いて一回りして石垣を堪能する。

 左 鬼門櫓  中央 日出城石垣  右 城跡碑(暘谷城は日出城の別名)

石垣を一周する

 日出城を見学した後はここの東にある国の重要文化財である的山荘の見学に行く。的山荘は成清家の別邸で、現在は料亭になっていて庭園は見学可能である。広大な庭園なんだが、池に水が張っていなかったのが気になったところ。高級料亭のようだが客の姿は見当たらず、果たして経営的には成立しているのだろうか?

 的山荘と庭園

 日出の町を見学したところでそろそろお昼。やはりお昼は少し張り込んで城下カレイでも頂きたいところ。日出城下の海底には真水の湧くところがあり、そこで育ったカレイは城下カレイと呼ばれて珍重される高級食材である。昔は庶民の口になど入らなかったらしいが、今は金次第。

 

 昼食を摂る店を探してウロウロしていたら、以前の日出訪問でも立ち寄った記憶のある「能良玄家」が営業中である。ここで「城下カレイのミニセット(3675円税込み)」を頂くことにする。

 刺身、煮付け、天ぷら、腕物といった内容。やはり刺身が美味い。てっさにも匹敵するうまさである。ただ、さすがに高いし量もない。残念ながら価格もてっさに匹敵するのである。皿一杯ガッツリ食べたい気分だが、そんなことをしたら破産する。

 昼から贅沢をしてから日出を後にする。次の立ち寄り先だが、確か別府と大分の間に「うみたまご」なる水族館があったはずなのでそこにでも行こうと思いつく。

 月曜日にもかかわらず結構な車が来ている。なかなかの人気施設のようである。特別に大きな水族館というわけではないが、展示には工夫も見られ、最近は定番であるイルカショーなんかも開催されている。ただイルカのプールがかなり小さい。また最近に話題になったというところでは、ダイオウグソクムシの展示などもある。

 水族館を見学した次はやはり風呂か。以前に一度訪れたことがある明礬温泉に立ち寄ることにする。明礬温泉は白色の硫黄泉。しっとりとした肌触りの湯を大露天風呂でゆったりと堪能。さすがに最高の湯である。

 風呂上がりには近くの岡本屋売店地獄蒸しプリンを頂く。若干の苦みのあるカラメルがどこか懐かしい味のプリン。うーん、極楽。

 この頃からまた雨が降り始めた。もうこれ以上行くところも思いつかないし、どこかで夕食を摂りたいし、若干早めだがそろそろ空港に向けて移動することにする。夕食を摂る店を物色しながら空港に向けて車を走らせるが、どうも適当な店がない。しかも空港に近づけば近づくほど店がなくなる。その内にとうとう空港に到着してしまったので、そこを通過して国東半島をさらに北上してみるが、とにかく海はあれども店がない。しかもようやく見つけた道の駅はなんと5時で閉店。これはいっそのこと空港に行ってしまった方がまだ店があるだろうと判断して、さっさとレンタカーを返却して空港に入ってしまうことにする。

 

 結局この日の夕食は空港内の「なな瀬」「ぶんご名物膳(1800円)」を頂くことに。鶏天にりゅうきゅう、さらにはやせうまに団子汁といった大分名物盛り合わせでいかにも観光定食という趣。場所柄CPは良くはないが、味は良かったので良しとしよう。

  

 夕食を終えると土産物を購入してボンバルディアで関西に向かう。しかし最後の最後で台風の影響を受けることになった。大分空港は若干の風がある程度で何の問題もなく定時に飛び立ったのだが、大阪空港に近づくにつれて風が強くなり、空港手前では機体が上下に揺れて「ヒャッ」という悲鳴が客席から上がる状態。非常に気持ち悪い飛行で土砂降りの大阪空港に到着する羽目と相成ったのである。ちなみに大阪空港到着は定時よりも早く、どうやら追い風参考記録のようだ。

 

 実のところ、当初から目的不明の遠征だったのだが、終わってみるとやっぱり目的不在だった。一応は山城に美術館も含まれていたが、明らかにメインは温泉グルメツアー。あえて言うなら「別府までボルシチを食いに行った」というところか。日本各地に良いところはあちこちにあるのだが、あえてそこまで出向くべき理由がなくなってきた今日この頃。どうも日常が怠惰かつ無気力になってきた。これは男性更年期か?

 

 なお家に帰り着いて最初にしたのは、アマゾンでタムロンの新しいズームレンズを買うことだった。レンズは新型に変わっていて、同スペックで軽量化されたのは満足しているのだが、この結果として今月の財政には大穴が開くことになってしまったのである。誰か私の財政の復興支援をしてくれ。

 

 

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